北九州市で行われている有害なPCB=ポリ塩化ビフェニルの無害化処理の期間を9年間延長するよう国が求めている問題で、市の問い合わせに対し、国は「それ以上の延長はない」と改めて回答を寄せました。
製造や輸入が禁止されているPCBを含んだ廃棄物は、若松区など全国5か所の国の施設で無害化処理が進められていて、当初の想定では来年度末までに終了する見込みでした。
しかし国は、全国で処理が遅れているとして、若松での処理期間を9年間延長する計画を打ち出し、北九州市に受け入れを要請しています。
この問題が、24日に開かれた北九州市議会の環境建設委員会で取り上げられ、北九州市の問い合わせに対し国が「それ以上の延長はない」と改めて回答を寄せたことが報告されました。
回答のなかで、国は「処理期間が過ぎたあとは、PCBを保管している事業者が処理の責任を負うことになるが、事業者が処理することは事実上不可能であるため、期限内に処理を終えるよう業者を指導する」と説明しているということです。
これに対し議員からは「再延長がないという説明の根拠が十分に示されていない」などの意見が出され、北九州市は権限ある立場の人から納得いく説明が受けられるよう、国と協議を続ける考えを示しました。
しかし国は、全国で処理が遅れているとして、若松での処理期間を9年間延長する計画を打ち出し、北九州市に受け入れを要請しています。
この問題が、24日に開かれた北九州市議会の環境建設委員会で取り上げられ、北九州市の問い合わせに対し国が「それ以上の延長はない」と改めて回答を寄せたことが報告されました。
回答のなかで、国は「処理期間が過ぎたあとは、PCBを保管している事業者が処理の責任を負うことになるが、事業者が処理することは事実上不可能であるため、期限内に処理を終えるよう業者を指導する」と説明しているということです。
これに対し議員からは「再延長がないという説明の根拠が十分に示されていない」などの意見が出され、北九州市は権限ある立場の人から納得いく説明が受けられるよう、国と協議を続ける考えを示しました。
(03月24日 18時43分 NHK北九州放送局)
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