【評価:】(興味関心があれば読むことをおススメ)
本書は、UCバークレーの公共政策大学院の奥義として、問題解決を「成果」に結び付ける8つのステップを述べたもの。
<ポイント:8つのステップ>
①問題を定義する
1)過不足を考えてみる(多すぎる、少なすぎるなど、「~過ぎる」といえるか)
2)公的な問題か否か(市場の失敗の発生など)
3)出来れば定量化する
4)問題を引き起こす状態を突き止める
5)「確率」(リスクの発生する可能性)を明示する
6)潜在的な機会(見逃されがちな社会改善の方法・政策)を探ってみる
②証拠を集める
1)集める前に、(意思決定のための)証拠の価値を考え、(無駄なデータ収集を避けるため)目星・当たりを付ける
2)既存の文献を精査する
3)他の成功事例(前例)を調べる
4)類似性がある問題についてデータを収集する
5)(相手のスケジュールもあるため)早く始める
6)こまめに連絡を取り、信頼を勝ち取り、ファシリテーターやまとめ役になる
7)情報提供者から解決策の提案があった場合は、反対の立場の人間にも接触すべき
③政策オプションを組み立てる
1)オプションは必ずしも排他的である必要はない
2)オプションは包括的に検討し始め、終盤で絞る
3)問題が存在するシステムをモデル化する(e.g.市場モデル、生産モデル、進化モデル)
4)政策オプションのリストを概念化(趣旨を一行か一語で表す)し、単純化する
④評価基準を選ぶ
1)よく使われる基準(効率性、公平・公正など)
2)対立する評価基準を重み付けする(政治過程に委ねるor自ら提案する)
3)現実的な基準(適法性、政治的受容性、安定性、改善可能性)
⑤成果を予測する
1)予測のロジックを拡張する(複数のモデルを使う、など)
2)成果の大きさを推計する
3)不確実性の存在を認知する
4)感度分析を行う
5)過大な楽観視を排除する
⑥トレードオフに立ち向かう
1)成果に眼を向ける
2)共通の尺度で評価する
3)ベースケース(BAU)を設定
⑦決断!
1)20ドルテストをしてみる(そんなに良い政策ならば、もっと昔に誰かやっていたはず(※20ドルが路上に落ちているはずがない。もしそうなら、誰かが拾っているはず)
⑧ストーリーを語る
1)ベッシーばあさんのテストをしてみる(1分間で一貫した、地に足のついた説明を)
2)聞き手を知る
3)論理的なストーリの流れを作る
本書は、UCバークレーの公共政策大学院の奥義として、問題解決を「成果」に結び付ける8つのステップを述べたもの。
<ポイント:8つのステップ>
①問題を定義する
1)過不足を考えてみる(多すぎる、少なすぎるなど、「~過ぎる」といえるか)
2)公的な問題か否か(市場の失敗の発生など)
3)出来れば定量化する
4)問題を引き起こす状態を突き止める
5)「確率」(リスクの発生する可能性)を明示する
6)潜在的な機会(見逃されがちな社会改善の方法・政策)を探ってみる
②証拠を集める
1)集める前に、(意思決定のための)証拠の価値を考え、(無駄なデータ収集を避けるため)目星・当たりを付ける
2)既存の文献を精査する
3)他の成功事例(前例)を調べる
4)類似性がある問題についてデータを収集する
5)(相手のスケジュールもあるため)早く始める
6)こまめに連絡を取り、信頼を勝ち取り、ファシリテーターやまとめ役になる
7)情報提供者から解決策の提案があった場合は、反対の立場の人間にも接触すべき
③政策オプションを組み立てる
1)オプションは必ずしも排他的である必要はない
2)オプションは包括的に検討し始め、終盤で絞る
3)問題が存在するシステムをモデル化する(e.g.市場モデル、生産モデル、進化モデル)
4)政策オプションのリストを概念化(趣旨を一行か一語で表す)し、単純化する
④評価基準を選ぶ
1)よく使われる基準(効率性、公平・公正など)
2)対立する評価基準を重み付けする(政治過程に委ねるor自ら提案する)
3)現実的な基準(適法性、政治的受容性、安定性、改善可能性)
⑤成果を予測する
1)予測のロジックを拡張する(複数のモデルを使う、など)
2)成果の大きさを推計する
3)不確実性の存在を認知する
4)感度分析を行う
5)過大な楽観視を排除する
⑥トレードオフに立ち向かう
1)成果に眼を向ける
2)共通の尺度で評価する
3)ベースケース(BAU)を設定
⑦決断!
1)20ドルテストをしてみる(そんなに良い政策ならば、もっと昔に誰かやっていたはず(※20ドルが路上に落ちているはずがない。もしそうなら、誰かが拾っているはず)
⑧ストーリーを語る
1)ベッシーばあさんのテストをしてみる(1分間で一貫した、地に足のついた説明を)
2)聞き手を知る
3)論理的なストーリの流れを作る
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