人体に有害なPCB=ポリ塩化ビフェニルの無害化処理施設がある北九州市若松区で19日夜、周辺住民を対象にした説明会が開かれ環境省の担当者から処理の完了が平成33年度まで延長される方針が改めて伝えられました。
PCBは、変圧器など機械内部で絶縁用の油として使われていましたが、カネミ油症などの健康被害が相次いだため製造や使用が禁止され、11年前から北九州市若松区など全国5か所の国の施設で無害化処理が進められています。北九州市若松区で開かれた説明会には処理施設の周辺住民などおよそ20人が出席しました。この中で環境省の担当者から当初の想定よりも処理に時間がかかっていることに加え各自治体のPCBを使用した機器についての掘り起こしが十分に進まず処理の完了が平成33年度まで延長される方針が改めて伝えられました。その上で環境省の担当者は北九州市が延長の条件として示した「安全性の確保」など27項目の条件について現在の取り組み状況を説明し周囲の安全に配慮しながら処理を進める方針を強調しました。
PCBは、変圧器など機械内部で絶縁用の油として使われていましたが、カネミ油症などの健康被害が相次いだため製造や使用が禁止され、11年前から北九州市若松区など全国5か所の国の施設で無害化処理が進められています。北九州市若松区で開かれた説明会には処理施設の周辺住民などおよそ20人が出席しました。この中で環境省の担当者から当初の想定よりも処理に時間がかかっていることに加え各自治体のPCBを使用した機器についての掘り起こしが十分に進まず処理の完了が平成33年度まで延長される方針が改めて伝えられました。その上で環境省の担当者は北九州市が延長の条件として示した「安全性の確保」など27項目の条件について現在の取り組み状況を説明し周囲の安全に配慮しながら処理を進める方針を強調しました。
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