【評価:】(興味関心があれば読むことをおススメ)
本書は、国連紛争調停官・日本政府交渉官を務めた筆者が、国際交渉の舞台裏を紹介するもの。そこで重要なのは、場にとけ込み、相手と心を通わせ、そのためにも相手のこと・自分のことをよく知ること、これらは普段の仕事や人付き合いにも当てはまる本質だと感じました。
それにしても本書で紹介される交渉のプロ達の生き様には熱く感動します。文章も流れるように一気に読めて、オススメです。
【ポイント】
・”交渉においては「勝つこと」を目標にしてはいけない”-一緒に結果を出したという達成感を共有する・”プロフェッショナルはためらわずに頭を下げる”-「ごめんなさい」と「教えてください」
・”リーダーシップとは「任せきる勇気」”-悪い報告ほど積極的に、何かあれば責任を取る
・”あえてスキをつくる交渉術”-最初から完璧な案を提案しない
・”センス・オブ・オーナ-シップ”-参加している、自分の考えも反映されているという感覚を持たせる
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