2019年5月7日火曜日

【要約】人望が集まる人の考え方(レス・ギブリン)

人望が集まる人の考え方(レス・ギブリン)

  • すべての人は1)自分本位、2)自分に最も強い関心、3)自分が重要だと感じたがっている、4)他人に認められたい

  •  相手の自尊心を満たせば、おのずと好意的な態度をとってくれる。
  •  相手に重要感を持たせるために:①すべての人を重要な存在とみなす。相手の意見や考え方に敬意を払う、②相手に注目する。一人ひとりが人間として大切にされていると感じる職場環境で、仕事にある程度の裁量を与えると、人はよりよい仕事をする。③相手に対して威張らない。相手に感銘を受けたことを伝える。相手の間違いを指摘するのは必ずしも得策ではない。
  • あなたの態度と行動が相手に反映する:相手に敵意を持つと、相手もあなたに敵意を持つ。熱意・自信を持って振る舞えば、相手の熱意を掻き立て、あなたを信頼する。意見を言うときは堂々と。背筋をしゃんと伸ばす。姿勢をしっかりと正す。自信にあふれた歩き方を。
  • 入り方が全てを決める:真剣に受け止めてほしいなら、真剣な調子で始めよう=相手はあなたが設定した舞台で自分の役回りを演じる。第一印象を変えるのは至難のわざ。
  • あなたの自己評価どおりに受け入れられる=自分が素晴らしい人物のように振る舞えば、世間はあなたを素晴らしい人物として扱う。その際、尊大で高圧的な態度はとらない。
  • 他人をけなす人は悪い印象を与える。「裁かれたくなければ、裁いてはいけない」。不平を言う者を雇いたがる人はいない。あなたはネガティブな舞台を設定し、ネガティブな雰囲気を作っている。
  • 相手にイエスと言わせるコツ:①ポジティブな雰囲気を作り、②イエスと言いたくなるような質問の仕方をする。③質問しながら肯定的にうなずく。ってもらえる問いかけをする
  • 人を惹き付ける条件:①相手をあるがままに受け入れて好きになる②相手を認める。全ての人が褒めてほしいと強く思っている。目立たない長所を褒めると尚良い③相手を尊重する=待たせない、感謝する、特別扱いする。一対一で話しかける
  • 相手とすぐ打ち解けるためには:相手が自分のことを好いていると信じる。自分から率先して友好的な態度をとろう。心の底から微笑む。あなたに会えてとても嬉しいと言おう。
  • 効果的な話し方で成功するためには:会話は他愛もない話でウォーミングアップしてテンションを上げよう。相手に自分のことを話させよう。私も同じです、とうなづき、相手に賛同し、もっと話をしてほしいと言う。自分のことを話すのは相手から求められた時だけ。自分の不満をぶちまけるのは避ける。相手をからかうのはもってのほか。
  • 相手の自尊心を傷つけずに議論に勝つ6つのルール:①相手の意見を最後まで述べてもらう。さらに、要点をもう一度言ってください、と付け加える。②質問に答える前に相手を見ながら少し間を置く。③100%勝とうとしない。相手に正しい点があれば積極的に認める。ささいなことで譲歩すれば、相手が重要なことで譲歩してくれる可能性が高まる。④控えめな態度で主張する。私が間違っているかもしれないが、と切り出す。⑤第三者に代弁してもらう。説得に客観性をもたせる。⑥相手のメンツをつぶさない。相手に逃げ道を用意しておく。
  • 相手の全面協力を得るためには:相手にアイデア・アドバイスを求めよう。その人をチームの一員にし、「もしあなたが私の立場ならば、成果を上げるためにはどんなふうにしますか?」と尋ねよう。
  • 人間関係で奇跡を起こすため:毎日、心をこめて相手をほめることで、相手の心身にエネルギーを与える。ほめる時は、1)誠実な気持ちで。ささいなことを本気でほめる方がよい。2)相手の行為や性質をほめる。
  • ありがとうと言うときのルール:1)心を込めて、2)はっきりと、3)名前を呼んで、4)相手の顔を見て、ありがとうと言おう。5)相手に感謝することが習慣になるまで努力をする、6)相手が思いも寄らないときに感謝する。
  • 相手を怒らせずに注意を与えるためには:目的は相手を向上させること。1)一対一で注意を与える。2)褒め言葉で前置きをする。3)相手の行為に注意を与える。4)正しい方法を教える、5)要求ではなく依頼の方が協力を得やすい。6)注意は一回に留める。7)友好的に話を終える。「君を心から信頼し、大いに期待している」「これでコツは掴めたはずだから、次は頑張ってほしい」


0 件のコメント:

コメントを投稿