2014年3月7日金曜日

【書評】日本の財政をどう立て直すか(土居 丈朗 編)

本書は、内容紹介にある『今や先進国中最大の借金大国となり、国際社会の中で大きくプレゼンスを下げた日本。このまま衰退の道を進むのか。歯止めをかけるには何か必要か。第一人者たちが今後のわが国財政立て直し策を検討した注目の一書』としてはややパンチ不足の感が否めなかった。

【ポイント】
○今後の財政政策に求められるもの=民間市場が生み出す新しい財やサービスの利用拡大を支援するような補助金・減税
➔ 民間支出の喚起 ➔ 政府の直接的支出の抑制 が期待
 (e.g. エコポイント・・・支援の期間や規模の限定)

○今後の省エネ促進=>電力等へのエネルギー課税を宣言し、将来得られる税収を補助金の財源に活用すれば、買い替え効果は高まる

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